屋根カバー工法とは?カバー工法の長所と短所|松戸市・松浦住宅
屋根は劣化していきます。築20年も経った屋根材は、端が欠けたり割れたり耐久性も限界です。屋根のリフォームが必要になります。
コロニアル屋根で最も人気なのがカバー工法です。カバー工法について長所と短所をご説明いたします。
《カバー工法とは》
既存の屋根材を上から覆うように新たな屋根材で工事する工法のことです。
古い屋根材にはアスベストが含まれるものがあり、その処分、費用は高額な為、現在では上から覆うカバー工法が主流になっています。
こちら施工前の屋根です。
屋根材で既存の屋根を覆います。1枚1枚丁寧に。
棟(屋根と屋根の面が合わさる山状の接合部分)も正確にあわせ仕上げていきます。
仕上がりました。
《カバー工法のメリット》
①作業工程が葺き替えと比べ少ない分、短い工期で仕上がります。
②工期が短く、廃材や残材の処分費用がかからない為、工事費が葺き替えよりも安くなります。
③屋根が2重になるので断熱効果が高くなります。
④瓦を剥がさない分、葺き替え工事に比べて騒音やホコリが出にくくなります
《カバー工法に使用する金属ルーフの長所・短所》
◆長所
・軽量である。軽量金属屋根は5kg/㎡
・強度がある。欠けや割れに強い
・加工が容易。
◆短所
・金属素材の為、錆びる
・音が反響、透過してうるさい
・夏場はとても暑くなる
++ポイント++
現在では、この短所を補う為に金属材料の改良や表面処理の改善を行い、色々な屋根材が販売されています。例えば、裏側に断熱材の付いたもの、錆保証20年・30年となるものです。
《葺き替え工事のデメリット》
今ある屋根材を剥がし、新しい屋根材に葺き替える場合のデメリット
- 剥がす作業工賃、処分代などが加わり、高くなってしまう。
- 昔のコロニアルは発ガン性物質アスベストが含まれており、剥がす時に飛散し健康を害す恐れがある。これは、職人だけでなくお住まいの方やご近所にも影響します。
- アスベストの処分方法には適正な処理方法があり、処分料は高額です。
- はがし作業中に雨が降った場合、室内の家具や電気製品が濡れる可能性があり
シミになったり故障を起こします。
《屋根工事には信頼と実績の業者選びが大事》
屋根は日常では視界に入らない場所です。施工の「仕上がりの確認」もできません。見えない場所での作業だからこそ、屋根工事へのプロとしてのホコリと責任のある業者選びが大切です。
屋根工事のことは信頼と実績の気楽な大工さん松浦住宅にご相談ください。